【Art in Monad】"Shun｡com" An original painting「+-×=」

Art in Monad
物質やエネルギーを構成する一番小さい単位である"Monad"。
あらゆる全てに"Monad"は含まれていて、Artも人も"Monad"を組み合わせることで無限の可能性を生む。
そんなmindを体現していくCaltural Activities「Art in Monad」。

Artist : Shun｡com
他者からの3つの単語を独自の解釈と創造性で組み合わせ、一つの絵に落とし込む事をコンセプトとして活動。
3つの単語を組み合わせ、それ以上の意味を含ませ出来上がってくる作品達は常に新しい発見や意外性等を感じさせてくれ答え合わせも楽しめます。

▪Title :「+-×÷ =」

▫Word:
1.価値観
2.十字路
3.mstr

◾価値観
個展会場「Mstr.」は「様々な価値観や人が出会う場所」というコンセプトがあります。
価値観は、個々人で異なり過去・現在の環境、関わってきた人達、自分が信じる思い、大切にしている軸などに起因すると思います。また面白いもので偶発的な出来事で180°変わるものでもあります。
価値観は、四則演算的な側面を持っていると思います。時に「+」「×」のように向上する方向に、時に「-」「÷」のように堕落する方向に。
少年の足元にはたくさんの価値観が落ちています。人は人生を通して作り上げた様々な価値観の上に成り立っています。
◾十字路
「十字路」というのは「交差点の一種」。交差点の中でも「2つ以上の道路が貫通して十字に交わるもの」を指します。つまり四則の中では、「+」と「×」は貫通しているので十字路に該当します。私がMstr.で出会った自分にない価値観は「+」「×」ばかりでした。本イラスト展の名前もそこから取っています。
◼Mstr.
会場のMstr.はコールドブリューが推し。そのコーヒーを背中に背負っています。
私がこのMstr.で「+」「×」の価値観に多く出会ったと述べました。その様子を、少年が落ちている価値観を拾って、ここMstr.のコーヒーの味のアクセントにした様子で表しました。
またイラストの角に印が書いてあります。実はイラスト自体が十字路になっており、少年が十字路の中心にいます。Mstr.が価値観や文化が交わる場所ということでイラスト全体でMstr.を表しました。
Mstr.のマスター(店主)は、様々な経験をしているところが魅力の一つ。日本とLAでアパレル業界で活躍してました。中央の少年の上半身はアメリカ、下半身は日本の一本下駄を履いています。価値観や文化の融合を服装で表してみました。

最後にタイトルの「+-×÷ =」について。これで「四則」と読みます。Mstr.は様々な価値観や文化が交わると言いましたが、その答えは自分自身がわかるものであるという意味を込めてます。=の先、つまり答えはあなた自身ということです。

⚫︎An original painting (原画)
⚫︎Size - A4
⚫︎No Flame (フレームなし)